キャリアコンサルタントの仕事も多岐に渡ってきました。
自分らしい働き方について社会保険労務士さんと一緒になってご提案していく時代になってきたかも?と。
継続的に企業を発展させるためには、「人財」が必要です。
その「人財」を採用する方法として、「働き方」について企業も考えないといけない時代になりました。どうして「働き方」を変えていかないといけないのか?という点には、少子高齢化が絡んでいますよね。
現状の日本の状況です。
日本の生産年齢人口の推移を見てみると、2010年をピークに徐々に減少していき、2030年には、約1,140万人の人口減少になっています。2018年の東京都の人口が約1,300万人なので、2030年以降には、現在の東京都の人口分が減少するということになります。
この推計値から判断すると、10年でかなりの人口減になりますよね。また、65歳以上の人口も3割をこえてきます。高齢化が進むと、介護の問題も出てきます。
このグラフを見ていると、今のままでの働き方では難しいことがわかりますよね。
この結果を受けて、「制約社員」と呼ばれる働き方が増えてきているそうです。
制約社員とは、働く場所や時間、仕事内容などの労働条件について、何らかの制約をもつ社員の総称だそうです。
(先日、働き方改革を推進している社会保険労務士の方から教えてもらいました。)
岡山県、香川県では、まだまだ制約社員は少ないですが、今後はますます増えていきそうです。
働き方が限定されている制約社員が増えと、キャリアについての考え方も個別性が高くなっていきます。多様な働き方・価値観に寄り添えるキャリアコンサルタントが必要になってきます。
キャリアコンサルタントの仕事も今後は、ますます多岐に渡って行きそうです。