1.求人情報を一番見ているのは?
世の中には、求人情報を常にチェックしている仕事をしている人達がいます。
誰だと思われますか?
ハローワーク、人材紹介会社、人材情報会社などがあげられると思います。
実は、私のような就職・転職相談を行っているキャリアコンサルタントです。
キャリアコンサルタントは、就職したい人、新規学卒の学生さん、高校3年生、定年退職後の再就職を希望されている方、また、新しい仕事や職場を探されている転職希望の方。
様々な要求に応じた相談を受けているため、常に、求人情報を見ています。
✅就職情報誌
✅企業ホームページの求人欄
✅ハローワークの求人票
✅インターネット上の求人情報
各媒体によって、情報の質も違ってきています。
特にハローワークの求人票には、具体的な要望を書けない場合も多々あります。
そういった情報に常に触れているのは、自社の人事担当者でも求人情報を探している人達でもなく、就職・転職相談現場にいるキャリアコンサルタントなのです。
特に、個別・専任制で相談を行っているキャリアコンサルタントがお薦めです。
その場限りではなく就職・転職相談後の状況まで知っていますので。
2.キャリアコンサルタント的な求人情報の見方
キャリアコンサルタントが常に求人情報に触れていえるとなると、必然的におこることがあります。
それは、「比較・見比べ」を無意識に行ってしまいます。
✅職種は同じでも条件面での違いが明らか?
✅しっかり仕事内容を説明している、していない
✅試用期間の設定状況
✅設立年数と従業員数
✅欠員が増員か
などなど様々なことがあります。
その他、書かれている内容を細かく読んでいくと、採用側の気持ち?なども読み取れます。
自社の事を理解して応募してほしいと思っているのか、または、人がいないから誰か来てほしいと思っているのか?
こんなことも常に見続けているからこそです。
本気で人材を採用したいと思っている場合は、是非、一度、誰よりも求人情報をチェックしているキャリアコンサルタントを活用してみてはいかがでしょうか?
3.求職している人の視点
では、仕事を探している人はどんな点をみているのか?ということが気になりますよね。
仕事探ししている場合は、
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自分の希望職種の検索
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会社名
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条件チェック(給料、休み、必要資格など)
-
上記のチェックで希望とマッチした場合に、詳細情報チェック
という流れです。
この流れを見ていくと、まずは、職種をどう表記するかが重要になってきます。
特に、ハローワークでの求人の場合は、職種分類はハローワークがしてくれています
そのため、大分類では表示されるため、できるだけ仕事内容がわかりやすく書いていく事が重要になります。
その他、求職者の方は、1社のみの求人票を見ているわけではなく、2~3社、平均5~6社、多い方では、10社以上も見比べています。
見比べることによって、希望条件等の擦り合わせをしていきます。
そこで、求人票を出す場合は、必ず他社の求人票のチェックをお薦めします。
求人マーケティングを失敗しないために。
まとめ
- キャリアコンサルタントは、求人票チェックのプロ
- 個別相談をしている場合は、面接後、入社直後、離職理由などをしっかりヒアリングしている。
- 業界情報、企業情報を意外に知ってる
L&Lラボより
求人票のチェックポイントを知り尽くしているキャリアコンサルタントを求人募集に活用する場合は、求職者の視点と業界常識を活用しながら効果的な求人マーケティングが実施できますよ。